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久保田 益充
Journal of Nuclear Science and Technology, 13(8), p.449 - 453, 1976/08
被引用回数:1高純度酸化ユーロピウムに含まれるGd不純物を陽イオン交換法を併用した放射化分析法によって定量した。Gd放射能を対象として定量したところ熱中性子束~110n/cm・sec、照射時間130hrで1.810ppmの不純物量となった。これはEuの二次中性子反応から生成したGdに原因がある。この反応の影響を避けるためGdを対象としてGd不純物を定量した。実験はGd不純物をEu試料から分離した後、放射化し線放射能を測定した。その後、-ヒドロキシイソクラ酸を溶離剤としたイオン交換法によってGd放射能を精製した。この方法によるGd不純物量は40ppm以下であった。Gd放射能を用い、Eu試料からGd不純物を分離した後放射化するこの方法はGd不純物の定量に有効である。